定期交換型ソフトコンタクトレンズの価格

定期交換型のソフトコンタクトレンズとはどんなレンズでしょう。また従来型のコンタクトとの価格比較など、定期交換型ソフトコンタクトレンズについて解説していきます。約１〜２年使える従来型のソフトコンタクトレンズよりも寿命期間が短く、２週間・1か月・3か月と使用期間が決められ、それぞれコンタクトの価格も異なります。定期的にレンズを交換する必要があるのが定期交換型のソフトコンタクトレンズになります。使用できるレンズ寿命など、レンズに定められた期間が違いますが、実はほとんどの定期交換型のソフトコンタクトレンズの素材は従来型のソフトコンタクトレンズと同じ素材が使用されているのです。

「同じ素材で作られているソフトレンズならば、従来型のソフトコンタクトレンズと同じようにもっと長い期間使ってもいいんじゃないか」って疑問が浮かびますよね！？しかし安全性に違いがあり、たんぱく質や脂質の汚れなどの影響で目に危険が及ぶ前に定期的に新しいレンズに交換する必要があります。

定期的に新しいレンズに交換する定期交換型のソフトコンタクトレンズとはいえども、使用中にはレンズの清潔を保つための洗浄や、細菌の繁殖を抑える為に消毒などのメンテナンスが必要になります。また定期交換型ソフトコンタクトレンズの価格は従来型のコンタクトよりも低価格で買い求めやすくなっています。しかも短い期間で新しいレンズに交換することによって、従来型よりはたんぱく質の汚れや細菌の繁殖によるトラブルの危険性は少なく安全といえますね。しかし従来型と同様に、手間のかかるレンズの洗浄などのメンテナンスは必要です。

定期交換型ソフトコンタクトレンズの新素材

最近では新素材のシリコーンハイドロゲルで作られたレンズが注目されています。以前までは酸素を透過させるためには水分を沢山含んだ素材のレンズが必要不可欠でした。水分を含むほどレンズには汚れが付きやすいマイナスな性質があります。このシリコーンハイドロゲルは少量の含水率でも酸素を沢山透過することができる素材なのです。なんと元来のレンズより酸素の透過性は６倍以上と優れモノです。レンズの含水率を低く抑える事によって、たんぱく質や脂質などの汚れが付着しにくく、洗浄などの煩わしい手入れから解放されます。

シリコーンハイドロゲルなどの新素材や新技術が生まれることによって、今後ますます定期交換型ソフトコンタクトレンズの欠点が減少し、低価格で使いやすいコンタクトが増えてくることでしょう。